かえるのクーの助手たち

我々は賢くないので。。。

ラズパイに追加インストールするソフト(動作確認編)

動作確認はひとつひとつちゃんと行いましょう

「冬眠中のかえるのクー」の助手の井戸中 聖(いとなか あきら)でございます。

いきなり、昔PCでつくったPythonアプリをラズパイでうごかしたところいろいろ動きませんでした。

機能ごとにはちゃんと動作していたようなのですが、いろいろ複合して動作不良となっていた部分があったようです。単機能ごとに動作確認します。

今回も自分用に動作確認結果を記録していきます

pyqtgraph

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python3 -m pyqtgraph.examples

で、サンプルプログラムのランチャが起動します。

リアルタイム性を確認できるものは例えばメニュー名で

Basic Plotting, Remote Plotting, Scrolling plots, Demos/Special relativity, Demos/Verlet chain, GraphicsItems/FillBetweenItem, Benchmarks/Line Plot update, Benchmarks/Scatter Plot update, Multiple plot

あたりかと思います。3D Graphics系は起動できませんでした。3D以外は普通に動きます

PIでは、概ねPCの1/10 程度の描画スピード(FPS)でした。モノによっては厳しい場合がありそうですが、実験(リアルタイムのグラフ表現)には十分使えそうです。 

PyQt5

Qt(キュート)は問題なく動作しました。Timer関連とリアルタイムのストリーム処理で課題が発生しています。(負荷的なものか機能的なものかは不明)単機能では問題ありません。

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プログラムは助手チームの井戸中 芽守(いとなか めもる)が作ったもので確認しました。RaspberryPiは、いろいろ制約があるイメージを持っていましたが、自分の使う範囲ではほとんど問題ない気がしてきました。Qtによる時間割り込みもOKです。

※時間割り込みやリアルタイム系のプログラムは組みあせわで不都合が発生しています。ストリームが不意にクローズされたり、次の割り込みが効かなかったり。。。

以前作った(クーがいずこよりコピペした?)周波数アナライザは4回くらいStreamを読んだあとcloseしてしまう現象がでていますが調査保留中です。割り込みがないと、正常に読み続けるので、複合した現象と思われます。

Audacity

USBオーディオや入力も出力も選択肢に表示され、全く問題なく動作しました。

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 カメラについて

 Raspberry用カメラはそのうち買おうと思いますが、安価な手持ちのWebカメラで代用してみます。何年か前に買ったLogitecのWebカメラ(C270 Webcam)が手元にありました。

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動作確認用の単独動作ツールとOpenCVがあればなんとかなるみたいです。

ツールは映ればなんでもよいので、UbuntuMATEにも入っているという「guvcview」をいれてみました。

$ sudo apt-get install guvcview

普通に映りましたが、4.4fps(1秒間に4.4コマ)なのは悲しいです。(カメラ付属のマイクも音質は悪いですがOKです)

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$sudo apt-get install libopencv-dev

$sudo apt-get install python-opencv

RasbberryPiでOpenCV使う方はビルドからしている人が多かったのですが、とりあえずパッケージをいれてみます。

pythonからimport cv2 すると「ImportError: No module named 'cv2'」がでます。

だめだったので、一旦削除しておきます。

$sudo apt-get remove python-opencv

$sudo apt autoremove libopencv-dev

ビルドには90分以上かかるみたいです。(諸々いれると3時間という記載も。。。)まずは、githubにラズパイ用バイナリパッケージを準備してくれている方がいるようで、乗っかってみます。

 3分程度で完了!神様どうもありがとうございます。

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OpenCVは自分は「libopencv3_3.4.4-20181119.2_armhf.deb」をいれました。問題なく動作できました。

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 Lenaちゃんの顔もちゃんと認識できました。(顔認識はファイルからのみで、カメラからのリアルタイム映像認識は誰かに教えてもらいます)

センサや汎用AD変換や出力(モータやLED)は全く持っていないので、必要に応じて揃えます。 まずは焦電センサ(人体センサ?)と赤外線LED(IRリモコン用)かな?

(追記)

カメラでリアルタイムに認識するサンプルがあったので、実行させてもらいました。

PythonでOpenCVを呼び出して、Raspiカメラに写る顔を認識してみた : 試行錯誤な日々

画面上の顔写真をWebカメラで写して認識してみました。目、口、鼻を認識するタイプのようです。リアルな写真系の応答はとてもよいです。アニメの顔はほとんど認識しません。バイオレットエヴァーガーデンのリアルっぽい構図の顔が反応することがありましたが、ゾンビランドサガのキャクターは全く認識しませんでした。

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 モノ認識の学習済セットもどこかにあると思いますので、探してやってみます。

(追記2)年の瀬だというのに、秋月電子に会員登録していろいろクリックしました。

とりあえず、焦電センサと格安赤外線IR受信モジュール(70個も買ってなにする?でも700円だったし。。。)ほか、各種センサー類やADコンバータ類etc。。。絶対入門キットを買ったほうが安上がるのですが、データシートがちゃんとしているほうが、(読めるかどうかは別として)いざというときたぶん安心なので。。。とはいえ、やるのはきっとLチカくらいですが。。。

Raspbianに実験用のソフト・ライブラリを入れる

ラズパイに追加インストールするソフト

かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか あきら)です。

ようやくすこし時間がとれたので、ラズパイのOSのRaspbianに追加ソフト、ライブラリをインストールします。あとから再インストールするときの個人的な備忘用の情報です。

pythonが主力なので、pythonのライブラリで自由研究や遊びに必要なものを入れていきます。

中には、もともとはいっているものもありますが、最新チェックも兼ねるので気にしません。

まずはjupyter

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ところで周りの丸は衛星なのでしょうか*1

pythonでちょっと何かをやってみるときにjupyterは欠かせません。

こちらで問題なくできました。

 計算系、グラフ系、機械学習系のライブラリ

いつも楽しく拝見しております。

わたくしがやったのは

$ sudo apt-get install python3-numpy
$ sudo apt-get install python3-scipy
$ sudo apt-get install python3-pil
$ sudo apt-get install python3-matplotlib
$ sudo apt-get install python3-sklearn

 です。

画面系のライブラリ

QT系とスクリーンショットをいれます。

$ sudo apt-get install python3-pyqtgraph
$ sudo apt-get install python3-pyqt5

$ sudo apt-get install ksnapshot

 pyqtgraphを入れるとqt4系がはいりますが、qt5系を主に使うのでpyqt5もいれておきます。ksnapshotは無駄に大きい感じ。。。スクリーンショットがとりたいだけなのに。。。

音系のライブラリ

音系のライブラリを入れます。

$ sudo apt-get install libasound2 libasound2-dev

$ sudo apt-get install alsa-utils sox libsox-fmt-all

$ sudo apt-get install python3-pyaudio

$ sudo apt-get install python3-pygame

$ sudo apt-get install pulseaudio

$ sudo apt-get install jack

alsaの本体が libasound2 (はいっているはずですが念のため)です。alsa-utilsもはいっているはずです。

libasound2-devはalsa関連ソースですが、参照することもあるかもしれないので入れます。

ここまですんなりはいると、メインパソコンは「ラズパイ」でいい感じがしてしまいます。速度やGPUが載らないことをかんがえると、そうはならないのですが。。。本当にすごいと思いました。想像をはるかに超えていました。

音確認用のツール

$ sudo apt-get install audacity

あれぇ。audacityだと全く問題なくUSBオーディオIFから入力・出力ができる。pyaudio関連の設定はなかなかFIXしません。pyaudioalsaが繋がればそれでいいのですが、そこにpulseaudioやjackが介在すべきなのかどうかがわかっていません。試行錯誤中です。

その他のインストール

$ sudo apt-get install ibus-mozc

mozc入ってないと思ったらはいってたので、これは結局(2回めは)いれませんでした。

音に関する設定と確認コマンドまとめ

情報はネットに多数ありますが、自分用にまとめます。

バイスの優先順位確認

$ cat /proc/asound/modules

いろいろうまくいかないので、USBオーディオインターフェースのIndexを変更します。(最終的には戻すかも。何もしないと、USBが1) 

/etc/modprorbe.d/alsa-base.conf をなかったので新規作成してreboot

options snd slots=snd_usb_audio,snd_bcm2835

options snd_usb_audio index=0

options snd_bcm2835 index=1

  /usr/share/alsa/alsa.conf は一瞬変えることもありますが、基本的にはそのまま。

  /usr/share/alsa/alsa.conf~/.asoundrcを呼ばないようにする流派もあるようですが、マニュアルにならって、設定は.asoundrcでいろいろ変更する方法でいきます。

 pcm.!default {
    type hw
    card 0
}

ctrl.!default {
    type hw
    card 0
}

 カードは0をUSBオーディオIFに変更済です。

デフォルトデバイスの変更

 未確認(すでにデフォルトがUSBオーディオインターフェースになっていますが、結局どの命令が有効だったのかわかっていません)

 

バイスの確認

$ lsusb [-t] [-v]

$ aplay -l

$ arecord -l

$ arecord -L

 

テスト用の音出力

$ aplay /usr/share/sounds/alsa/Front_Center.wav

$ aplay -D plughw:0,0 /usr/share/sounds/alsa/Front_Center.wav

$ speaker-test -t sine -f 600

$ speaker-test -t sine -f 600 -D plughw:0,0

 

 PyAudioが認識しているデバイスの確認

 

 

動作確認中です

変拍子レーニングソフトの「おたまじゃくしさんのおーとまとん」は現在2度だけと動作しました。環境調整 すすめると動作しなくなっています。:pyaudio関連がNG(後記参照:単独ではOK)

自己符号化器の「計算」部分は動作しましたが、「結果レポート」はメモリ不足のため最後まで実行できませんでした。(matplotlibは正常動作することを確認)

音の出力はUSBオーディオインターフェースから問題なく出力されました。

音の入力(USBオーディオインターフェース)がまだうまく動作していません。あわせて音の入力データを使ったスペクトラムアナライザを動かせていないので、pyqtgraphの動作確認もまだできていません。

 

 

すこしばかり苦労はしていますが、「パソコン」で行うときの訳のわからない連鎖的ハマり具合「ヤクの毛刈り*2にはなっていません。

 確認継続中

 

QTの時間割り込み指定&音声リアルタイム処理etcで処理しきれていなかった可能性あり。USBオーディオIFは電源を別供給して動作が安定した。

以下個別に動作確認結果を貼っていきます。

と、思ったら3000文字オーバなので、このへんで。。。

 

*1:具体的にはまわりの丸が何か公式ロゴの説明にも言及がないみたい。ロゴ説明の内容からすると周りの丸はガリレオ惑星だと想像できますが、そうだとしたらどれが何なのかとっても気になります。3つなので軌道共鳴しているイオとエウロパとガニメデのイメージなのかな???大きさからするともしかしたらカリストが左下なのか?どこにも情報がないので気になります。デザイナがSF好きならイオとエウロパとガニメデで間違いないと思いますが、天文好きならロゴを作った人はきっとなぞかけ(情報を整理して考えれば特定可能なあれ)をしているはずと思っています。アストロノーツがあれば何月何日のものか、どの衛星が何かがわかるはずです。そしてそれはjupyterもしくはipython notebookにとって特別な日であるに違いありません。アストロノーツを持っている方はぜひチャレンジしてください。丸が4つ(ガリレオ衛星のIからIV)ならば気にもしないのですが。。なぜ3つなのか。謎はそこにある!「特定せよ」と言われたらできるのかな?

*2:職場(IT関連)ではいまさらながらこの言葉が流行しています

かえるのクーが冬眠するようですよ

急に寒くなってきました。

かえるのクーの「助手」の井戸中 聖(いとなか あきら)です。

今年は寒くなる時期がおそかったので、かえるのクーは今の時期までがんばったみたいです。寒波がきていよいよ「冬眠宣言」がでました。

np2lkoo.hatenablog.com

助手は冬眠の報告と1か月に最低1回の保守更新くらいの作業ですが、分担してやっていきます。

どうでもよい近況など

わたくしの近況は、Androidのプログラムで悪戦苦闘中です。(これでもいちおうITエンジニアの端くれなのです)開発はkotolinではなくjavaで行っています。

ロスプラットホームでの開発となりますが、組んだとおりに動作するという「当たり前」のことに感動しています。(あまりにも組んだとおりに動かない業務アーキテクチャや業務フレームワークを経験しすぎて失敗体質になっています)

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Androidのプログラムは比較的最近始めたのですが、Android StudioというIDEを使っています。このIDEがPyCharmのベース IDEIntelliJと同じであることはかなり驚きました。サーバサイドはEclipseで開発しているのですが、最近はIntelliJ系の操作の方がしっくりきます。

お題はRaspberry Pi (またはおいしいもの)

 今年の冬のお題として予想に反してRaspberry Pi がきました。助手は誰も持っていないようです。(「持っている」というと何か書かなくてはならなさそうで、そう言っているのかな?)昨年の冬のお題(Unity&物理エンジン)は開始すらできなかったので、(そしてクー自身も今年のお題をまったくできなかったので)期待はしていないと思います。

とはいえ、Raspberry Piには以前からとても興味があります。

購入したとしても、やる時間がとれるかどうか。。。

 

とりあえす、助手チームの冬プロジェクト「始動」です。(単なるグルメレーポートになるかもです)

蛇足

java で getter setter を記述しなくてもよくなる、lombokは最高です。getter setterソースの自動生成はもう過去のものとなりました。オススメします。

最近の「アノテーションでちゃっちゃえ!大作戦」は「なんでもあり!!」の様相です。

 

 (追記)こんなページでも目を通していただけることに感激です。後押しを得た気持ちになり、Raspberry Pi 3 B+ をクリックしてしまいました。A+も興味ありましたが、国内販売まだなのですね。

もしもRaspberry Pi「やり始められたら」実験用にセンサー類を揃えていきいます。出力・駆動系も欲しくなるでしょうが、やり始めてからですね。伸縮系のアクチュエータ(空気でも油圧でもないやつ)の廉価版が欲しい*1のですが、まだまだ先かなぁ~。

 

 (さらに追記)

本文とはまったく関係ないですが、Raspberry PiのHAT(ふちあり帽子?)類とかセンサー類の応用事例を検索途中に気にとまった「ハルロック」というコミックを中古本注文してしまいました。(全4巻のようですが、3巻までバラ購入しました。)Kindle持ってないのと、新品がないので送料のほうが圧倒的に高い圧倒的に安い中古本をクリックしました。自己分析の結果、クーの策略思惑に完全にはまった状態であると思われます。あ、4巻みっけ、ぽちっとな。

 

*1:これはおいくらなのでしょう。気になります。

3月はもうおわり。保守にすらなっていないことをお詫び

桜の季節です

 

かえるのクーの助手の井戸中 聖(いとなか あきら)です。
今日、お出かけ先から約1.5ヶ月ぶりに生還しました。
自由に使えるネット環境がない!ので、ブログもままなりませんでした。
アクセス数を見るかぎりは、このサイトの立ち上がり時期を彷彿とさせる
スパースなアクセスとなっておりました。

桜の季節というのになぜか寒いです。

さて、例によって実験できていなので、全くの妄想を書きます。決して信じてはいけません。でも3月なので4月ネタ?でもないんです。

忙しいことはやっぱりよくないよね

 

ここしばらくはとても多忙で、たぶんかなり寿命を縮めてしまった感じはします。
そんな多忙ななか、ふと「人間原理」が正しいのかも思ってしまいました。

人間原理 - Wikipedia

出典や検証不足ながらWikiを参照ください。

 

人間原理とは、一見「トンデモ」である理論ですが、こういう思考実験的な考え方、は嫌いではあいません。それどころか、物理学者でも案外信じている人はいたというので驚きです。

 

主観で好き勝手いえる部分もあるので、あまりあてにならないページはご注意ください。(とくにこのページが怪しいです)

 

わたくしは、頭っから気にもかけていなかったのですが、あまりに追い詰められた状態でふと考えると、「人間原理」って案外間違っていない気がしてしまったという他愛のない話です。

因果関係に縛られる(連続した)世界と、因果関係が別の「切り口」をもつ世界

 

さて、「時間をふくめてこの4次元世界」は、もっと多次元の波の重ね合わせの
1つの選択肢、もしくは確率のひとつと考えられています。

4次元世界で観測はエネルギー(波)は「量子」としてのふるまいのもと、因果関係がなりたつ世界としての連続性をもっています。
波は量子として「観測により収束する」のではなく、たまたま、「あたかも収束しているかのごとく観測される」だけです。ちょうど「ピントが合うから観測された」ような感じに考えています。

観測されたから世界が分岐するのではなく、もともとの可能性の中から確率的に観測されているだけだと思います。とはいえ因果関係の縛りがあるので、その世界からすればあたかも分岐したようにも見えます。

ところが!4次元世界での因果関係はそうそう破綻しないので、うまくコントロールすれば、意図する状態に「収束させて結果を得る」ことが「4次元世界」側から(一度では無理でも)何度もの試行で高確率で可能になります。


波の重ね合わせははそれこそ無数にあり、同じ波の重ね合わせを元にしていたとしても、因果関係がまったく別の4次元世界では「物理定数そのもの」がこの世界と違っているかもしれません。
そう考えると、「宇宙が人間に適しているのは、そうでなければ人間は宇宙を観測し得ないから」
はあながち間違っていないかも。

この観測に関する最も高度なシステムが「知性」である感覚がふと湧きました。知性は自己に有利な因果関係を選択(招きよせ)する(気がする)。
自分にもっと知性を!

意思力か...

 

さて、わたくしはこの追い詰められた状態から脱出は可能なのでしょうか。

あ。今世界線がすこし変わったかも。。。(笑)

今後の活動が危ぶまれます。


クーとはまだコンタクトできていません。

アルファゼロはわたくし的に技術的特異点です

やっぱり最大級に驚かざるをえません

助手の「井戸中 聖(いとなか あきら)」です。 

困惑しているので、あまり書けないのですが、「気持ち」を書くのが「はてぶ」のいいところだと思っていますので、正直な気持ちを書きます。

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アルファゼロ(Alpha Zero)が、先々代のアルファGOを100-0で破った情報は最初は軽く流して読んでいました。

技術革新のまっただなかなので、Googleの人材、計算資源をつかえば驚くことではないと思っていました。そんなには大騒ぎになっていないので、「後でみよう」になってました。

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Mastering the game of Go without Human Knowledge

やっと、日本語の要約を読んだのですがですが、これは自分的に「特異点」であるようにおもえてなりません。(レイ・カーツワイルのいう、いわゆる「汎用AIのシンギュラリティ」とは違います。あくまで一般的な特異点です。)

どんどん解説がでてきているので解説や関連記事にはリンク貼りませんが検索するとたくさんでてきます。

 アルファゼロすげ~

名前が似ているので紛らわしいですが、「アルファGO」ではなく、「アルファゼロ」がすごすぎです。Alpha GO ZeroとAlpha Zeroを別ものとしている記事と同じにしている記事がありさらにややこしいです。

本当のコアなところは公開されていない気がしていますが、公開情報だけからすると、

・アルファゼロは「最初から独学(ほぼ強化学習)だけで」特定分野ではあるが、高度な判断を必要とする処理において、人間の最高レベルを超えた。

と認識しています。この1点で自分には特異点です。

 

強化学習は勉強中ですが、従来のイメージからすると、

・学習の「最後のしあげ」に威力を発揮する

・もしくは「他の技術やロジックの補佐のもとに実用的な動作ができる」

・まったく何の情報もないところから強化学習は困難

(簡単なゲーム(ブロックくずし)など、結果がすぐわかってフィードバッグできるものであれば可能)

と思っていました。

 

囲碁のような初盤、中盤の評価がたいへん困難なゲームにおいて、強化学習で学習するには、それこそ以前から言われているような「天文学的」計算量が必要な認識でした。

「先代アルファGO」は強化学習のモンスターのイメージがありましたが、それでも「最初の学習」は過去の「膨大な囲碁のパターン学習」から開始している認識です。

それをアルファゼロは知識がないところ(それこそゼロ)からから、3日程度の計算で人類が1000年も2000年も研究してきた内容を、(きわめて狭い分野であるとはいえ、事実上)到達できるようになったという見方もできると思います。

やっぱりこれは「技術的特異点」なのか?

 特異点と感じるポイント(あくまで私見です)

いままで

・教師ありデータや、基本的な補助ロジックはある意味「それ自身が人類の英知である」とも言える。

機械学習は教師データや直接的な評価判定値をまねて(まねぶ・学ぶ)いるに過ぎない=パターンを与えられてそれを高次元な領域で「モデル化」して補完近似している。(そのため未知のデータの予測や適すると思われる状況応答ができる)

・深層学習はより高度な抽象化を内部で行っていると思われるが、そう学習させるために、整理された膨大なデータと膨大な計算資源が必要である。

・強化学習はある程度学習が進んだあとに、一層の最適化をおこなえる優れた手法である。しかしながら、高度な処理において、学習の初盤から使用するのは事実上困難である。

アルファゼロ

・自ら試行した内容を自ら学習パターン化し、体系化する(状況に応じた発見知識の獲得ができる)

・最初はどうやったらゲームに勝てるか全く知らない・基本戦略や転移学習の知識もないゼロ状態からの開始と思われる。

・特定分野に対応する、いままで習得されてきたノウハウを必要としない。(人類の英知に束縛されない)

・仕組み自体はむしろ過去のものよりシンプルである。その(外部からみると)単一なしくみで、最初から最後まで処理している。

・応用範囲が広いと思われる(碁だけではなく、ほとんどのテーブルゲームに応用がききそう。現実を端的にモデル化する技術と、その(目標達成の途中状態を含む)モデル状態評価技術がもっと向上すれば、政治や経済、経営にそのまま(意思決定支援として)使えそう。そして、創造的分野にも)

すこしばかりの疑問

・盤面の評価や、特有の枝刈り技法など「碁の」ノウハウを含むロジックとしてAlphaGO から「なんからの形で」持ってきているのであれば、純粋に「独学」とはいえないと思います。AlphaGOの盤面評価こそは「人類の英知」を変換(学習)したものといえると思うので。。。評価も純粋にゼロから学習しているのであればホンモノのような気がします。Googleの過去の発表には何度か一杯食わされた感があるので、発表を鵜呑みはしてません。(とはいえ、最近は実績を伴っているのでぐうの音もでません)

 

いそがしくてあまり情報をみれていませんでしたが、あたらめて確認すると(「without Human Knowledge」の部分に多少に疑問をもつとしても)「最上級にすごい」と思います。

人類を超えたのがすごいのではなく「最初(ゼロ)から最後(人類レベル以上)までいけていることろ」がすごいです。

個人的には汎用AI実現はあと100年以上かかると思っていますが、きわめて狭い分野の「専用」学習機能は、これからも少しづつ職人的知的領域を脅かしていく気がします。

 

この得体の知れない敗北感は何でしょう。Googleとは最初から勝負していないし、このような技術を待ち望んでいたはずの自分なのに(そして人工知能が職業を奪う記事をどれだけ読んでも全然響かない自分なのに)、意外です。

でも世の中の多くの人が、すでにこのような気持ちになっているのかもしれません。

 (囲碁の)セドルさんの(Alpha GO に敗北した)当時の気持ちは、自分としては推し量ることもできませんが、前よりは少しだけ分かる気がします。

我々はマイペース

それ(雲の向こう側)はそれとして、井戸底の我々は、今年も趣味の自己符号化器の実験を進めると思います。

 

 

 

ちょっと面白いとおもったコラムなど

クーのページに投稿するまでもないので

 

なんとなくネットを見ていたら、たまたま見かけたコラムがとても面白かったので貼り付けてみます。

【科学の本質を探る①】アインシュタインは「スピノザの神」の信奉者 阿部正紀 : 論説・コラム : クリスチャントゥデイ

 

全部で42個くらいのコラムです。そんなに長くない割に中身はとても濃く、そのためかかなり飛躍があったり、関連を確認したりが必要な重めの内容です。そういうことをふくめて、とても面白いです。(まだ読んでいる途中です。)

あとPDFでも面白いのがあったので貼っておきます。

 

複雑系神経科学からの10の問題意識

 

どちらも「技術」「科学」そのものでなく、「考え方」「とらえ方」について造詣を深めるきっかけになる記事だと思います。こういう「メタ」な感覚と、「あえて逸脱して非常識に考える」ことの重要性を感じています。(こう考えること自体が行き詰まりの裏返しなのかも。。。)

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複雑系創発散逸構造とは結局何なのか。ず~っと考え続けている今日このごろです。

 

かえるのクーの助手です

はじめまして

 

こんにちわ。こんばんわ。

「かえるのクー」の「助手」キャラクターです。

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アイコンは「鳥綱フクロウ目フクロウ科ワシミミズクワシミミズク」です。もちろん「みみちゃん助手」がコンセプトです。

たまに「かえるのクー」のサイトに投稿することがありますが、ほぼ読み専門です。

個人的にはSNSや各種ネットの発信・展開をしていません。

興味があるのは

・アニメ

・電子工作やRaspBerryPi(買おうと思ってますがまだ持ってません)

機械学習系の話題やプログラム

・音楽のごく一部のジャンルと楽器演奏(DTMとかも)

・お料理

です。

このページにはほとんど書かないと思いますが、リンクがないのがさみしいので作成しました。

せっかくお越しいただいたのにすみません。

よろしければこちらをご覧ください。

np2lkoo.hatenablog.com