かえるのクーの助手たち

我々は賢くないので。。。

オーディオレスはもうたえられなくなったので

部屋の復旧が完了しました

こんにちわこんばんわ。実家にお見舞いの電話をしなかったら、人非人扱いされてしまった、かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか せい)でございます。

梟キャラなので、人でないことは問題ありません。

わたくしの家のほうは、本棚が倒れて中身がぶちまけとなり、スチール棚の足がぐにゃりと折れ曲がったのと、ディスプレイの足が折れ、パソコンケースがぼこぼこになった以外は問題ありませんでした。ただ、一部大切な本や楽譜がダメージをうけたので少しだけ落ち込んでいました。

  

近くのおじいさんは、「わしゃ80年以上いきとっけど、一番すごかったちゃ」と言っていました。

さて、わたくし事ですが、テレビの部屋(居間)の(いまや)20年モノのAVアンプが壊れ、自分の部屋のオーディオアンプ(15年モノ)が相次いでこれわれ、そのまま数年買えずにおりました。買い換えたいのに他のものをクリックしてしまうため、いつまでたっても買えないのです。

音楽がヘッドフォンでしか聞けないことに、何故か急に我慢ならなくなってしまいました。(1)自分でなおしてみる(無謀)、部品が必要なら買う。(2)無理ならヤフオクかメルカリ!でおこづかいの範囲でなんとかする。の方針でいくことにしました。

 

デジタルアンプは自力修理無理?

昔の完全アナログアンプなら、テスターとプローブイヤホンだけでなんとか原因を特定して直せると思う(いろいいろ直した)のですが、デジタルアンプはまったくわかりません。わたくしの壊れた「メイン」アンプはKENWOODのR-K1000というピュア系(フル)デジタルアンプ!です。買った時点では、同一価格帯ではダントツの人気・評価でした。10年以上これで聴いていたので、耳がこれに慣れてしまい、(好み的に)この音を最高だと思うようになってしまいました。実際音はいいと思います。比較的大きな音で、多きめなスピーカを鳴らすと超絶です。(好みなだけですが)

アンプの不具合現象は

(1)電源を入れると10秒もたたないうちに(保護回路がはたらく感じで)電源が切れ、赤色パワーランプが点滅する。

(2)まれに数分切れなくても、入力信号をいれなくてもアナログ、デジタル(セレクタ)両方のノイズが酷い(音量ゼロにしても、酷いノイズ)

(3)デジタル入力信号をいれると音はノイズに埋もれがちなものの、「聞こえはする」ので、完全には逝っていない。

というものです。

記録

今後の自分のために試したことを記録します。

(A)コネクタを全部はずし、IPAイソプロピルアルコール)でコネクタ部、および基板部を丁寧に掃除(ほぼ洗浄に近い)再接続 ⇒ 音の出方が変わるが解決せず(電源投入後のノイズは逆にひどくなった。よりとがった感じ(高音が目立つ)のノイズになった)

(B)アナログ部の接続を外したりして、どの部分が原因ぽいか確認する⇒どうやらデジタル入力部が怪しい。出力(アナログパワー変換後ではない模様)特にDACチップ周りが怪しいが表面実装なので交換は難しい場所。

仮説

・R-K1000の故障パターンとして(ネット検索した範囲では)よくあるもののようなので、チップ劣化故障よりコンデンサ系の問題と思われる。(場合によっては局所的に発振しているくらいかも)

・チップの劣化故障の可能性も次に高い。

・よくあるコネクタ部の接触関連ではなさそう。

・パワー段に行く前から信号をとっている「ヘッドフォン」でも同様のノイズ状態だったので、問題の現象は入力部で発生している。

 

⇒入力部(特にDACまわり/音声デジタル処理部)のコンデンサ類の故障・劣化の可能性が高い

※ただし、公開されているダイアログブロックからすると、DACはヘッドフォン専用で、デジタル処理はいまやよくある1チップではなく、このあたりのよくわからない入力段回路すべてが音響用デジタル処理である可能性も高いです。(カタログや世間の評価からしてもそのような構造だとおもえてきた)

実測

表面実装なので、実装を外して測定するわけにもいかなので、そのままプローブをあてて計測します(かなりの誤差覚悟)。電解コンデンサが極端に劣化しているのは当たり前として、表面実装部品のコンデンサもかなり測定(LCR)した限りは酷い状態でした。どちらかといえば表面実装系の劣化のほうが酷い感じをうけました。(外せないので本当にそうかわからずですが、傾向はみてとれました)

⇒あまりにもひどいので、電解コンデンサーだけ交換してもだめな予感がする。

感想

直そうという気がなくなるくらいダメな感じがします。廃棄覚悟で禁断の「あれ」をやることにします。あれとは「阪神○○」のことではなく、破壊覚悟の一発気合い入れ:(個人的は「根性焼き」と呼んでいます。*1)のことで、電子基板を局所的に加熱します。昭和的45°ななめチョップに通じるものがあります(本当に直ることもあれば、余計壊れることもある)

・表面実装のコンデンサは加熱により「アンチエージング」することがある(オーディオでおなじみJEITAの資料)

(参考)https://www.jeita.or.jp/japanese/exhibit/2014/1117/pdf/capacitor.pdf

・熱破壊(こわれかけ)系の半導体は、ヒートショック(短時間だけ高熱にする)により現象が推移することがある(問題発生箇所が別へ移動するなど):これは経験

電子基板根性焼きしてみる

一番いいのは、遠赤外線で、加熱したくない箇所を非燃性のもの(浮かせたアルミホイルなど)でマスクして照射すればいいのですが、今回はそこまで問題箇所を特定できていないので、デジタル入力部全体を「ファンヒーターで」加熱することにします。

吹き出し口まじかにあてると、かなりの高温になります。金属「漏斗(じょうご)」をラジオペンチで挟んで当て、局所加熱をしたことがあります。絵的にはまったく様になりませんが、距離や角度をうまく調整すれば、「なかなかいける」方法です。すくなくともドライヤーよりは安定して加熱できます。※スポットヒーターは持っていません!

表面をさわりながら、できれば電解コンデンサは85°以上にならない感じ&表面実装は120°~150°くらいの加温がよいらしいが不明。ハンダがとけない範囲で数分加熱してまずは様子をみてみます。(電解コンデンサ的は(モノによりますが、)85°は一応の動作範囲内なので。。。)

あれ?動いた

現象がでなくなり、きれいな音がでます。とても良い音であれほど酷かったノイズがまったくありません。電源も落ちません。熱風当て1回で直った?ようです。

ダメならしつこくやる(熱風当て複数回&リフローハンダ溶けない程度にコテで直接表面実装コンデンサを加温)ところですが、うまくいってしまったので、これで完了です。(結果オーライ:現象が変化することは多々ありますが、普通は直るまで行きません)

音比較用の台所アンプよりも格段に音がよいです。同じスピーカで切り替えながら聞くと、アンプでかなり音が違うことがわかります。(わたくしでもはっきりわかるくらいです)たぶん経年変化でコンデンサめちゃくちゃ(特にESR値が酷い)のせいかもですが、まるで「真空管アンプ」的なウォームな音です。(すなわち原音忠実ではまったくない!&保護回路が動作する(付近)くらいなので、少なくとも当初設計範囲の動作ではなさそう。)デジタルアンプにあるまじき音な気がしますがめちゃ好みです。今あるトランジスタor デジタル アンプを買っても、きっとこんな音はしません。

「好み」的にはこのアンプが私を10年かけて「補正学習」させた結果だと思います。

問題現象がでたら、根性焼きをし直して「一生モノ」として現役で使います!

※(追記)決して直ったわけではなく、たまたま状態が少しかわったので現象がでなかっただけと考えます。この手のこと(アンチエージングして一瞬若くなっても、時間は残酷でエージングは進む)は、経験上また現象が発生します。コンデンサ系の値劣化の可能性がとても高いと考えます。当面は使用できそうですが、ゆくゆくはデジタル入力ブロックの交換可能な「電解コンデンサ」を換える方向で考えます。

ご注意

この方法(電子基板根性焼き)は「エンジニアにあるまじき行為」で「トータル」としては根拠も安全性もありません。ですが状況が変化することが本当にあるので、個人的に行ってみることがあります。

あくまで、「ダメ元」な方法です。場合によっては内部ショート・完全破壊をさせてしまう危険な方法かもしれないので、行う場合はご自身の判断で安全確保のもとお願いします。

 

AVアンプ修理もがんばります

最近電子工作系の趣味が復活?しており、ミニ基板系で遊んでいます。先月手にはいらなかったM5Stick Plus2もようやく入手できました!

国内販売店に在庫がなく中国?から(箱に外国の流通シールがはってあり、船便で2週間程度?)買った結構高めの「大容量電解コンデンサー」がNichikon製だったので、驚いています。

製品自体のオークションは「はずれ」もありますが、「結局部品代より安いこともままある」ので視野にいれます。数年ぶりに個人的オークション熱が出ています。

遊びます。そしてアンプ直します!

(修理系Youtube)

感想:いかにも怪しげな電解コンデンサの性能(LCR)測定しないんだ。。。

余談ですが、10年で「本当に」壊れる外国製のコンデンサをつかった製品が寿命で回転がはやく、10年ではまず死なない日本製のコンデンサをつかった製品の寿命がとてつもなくながく、回転しない(死なないので新しいのが売れない)感じです。老人ばかりの日本の縮図的でもあります。

※接点不良とソルダークラック確認はわかりやすいとして、個人的にあとは基盤洗浄(目に見えにくいい不純物除去によるリーク減少)と「(表面実装部品を含めてコンデンサー系の修理(交換)をどこまでできるか?」がポイントだと思っています。新しい系(分散電源回路なの?)の基盤はほんとわかりません。。。基板ポン交換が基本になってしまうのはよくわかります。

まじで、各個別の修理実例から一般的な(かつコアな)修理の基本・応用を学べます。ありがたいです。

余談(追記)

どうせなら新しアンプ買ったほうがよくない?とも思い、「フルデジタルアンプで出力が40W+40W以上でピュア系列のもの」を探しましたが、絶滅危惧種のようです。パワーアンプ部は結局アナログ系のものはたくさんあるのですが、出力段直前までフルデジタルでパワーのあるアンプはKENWOODですら後継機種がありません。よっぽど製品として「味のある音」への「調整が」難しいか、3Dテレビのように技術的には超絶すごいのに世の中にうけいれられなかった速すぎた製品なのかもしれません。

となれば、断然安定復活させたくなるのが人情というもの。ファンは多そうで、オークションでは人気があるようです。

*1:魔法の呪文(プロンプト)は「おらおら、根性みせいやぁ」です。熱風を当てながら3回程度気合いを入れて詠唱します。本当に効果がありますので、是非お試しください。あらゆる1発勝負に掛け声(もしくはキメセリフ詠唱)は効果あります!

今日は複素解析と背伸びをしてみようじゃないか

勉強は嫌いですが、数学は嫌いぢゃないですよ

久々の大きな揺れでびっくりした、かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか セイ)でございます。

以前から興味があったのですが、急激に「複素解析」が気になり、教科書を買って読んでおります。

何冊か人気のあるオーソドックスなものを買いましたが、「大学の複素関数」という教科書(というか参考書)は分かりやすい「気」がします。

  

視覚的な説明を重視している感じで、説明もわかりやすいかもしれません。教科書のほうはエッセンスが凝縮されすぎているので、補助的説明をネットで探しながら読む感じになってしまいます。。。

他には「4元数」にも興味があります。4元数は複素数を拡張した数で、 a + bi + cj + dk で表せる数です。

(  i^{2} = j^{2} = k^{2} = ijk = -1 )

解析学的には複素数で十分のようなのですが、4元数はおもしろそうなので好きです。

内容もさることながら、説明者の声の良さにびっくりです。やっぱりイメージでなんとなく分かった気になるのはよいことですね。

 

複素数虚数がはいる数式は学校でも習いましたし、抵抗がないほう(むしろ好きなほう)だと思いますが、具体的にイメージ化できると想像力が広がります。

3Dゲームの人は虚数と意識しているかはともかく、3次元変換の基礎は必須のようです。

 

最近はcharGPTもおもしろいのですが、

学習物理学の創成(学術変革領域研究A)

みたいな学術的?な方向とか

AIに物理法則を学習させたら、未知の物理変数で現象を表現し始めた! - ナゾロジー

みたいなドンデモ的?な方向も大好きです。

連休はおわってしまいますが

結局まとまったことは何もできませでしたが、ゆっくり休めました。

 

 

 

今日はのんびりサッカー観戦としゃれこもうじゃないか

そうです。にわかです。

かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか セイ)でございます。

   FAカップ公式より

世の中の私と同じ「サッカーにわかファン」、というより「ブライトン」にわかファンの方々と同様に悩んでいます

今日、明日の「FAカップ」をみるため「だけ」にネット配信の「SpoTV NOW」に加入するかどうかです。

そう。スポーツ観戦にまったく関心のなかった私(見るのは高校野球とオリンピックとワールドカップと大谷選手だけ)が、急に⚽サッカーのおもしろさに目覚めました。私と同じ状況の方々は、おそらくこの国に1万人くらいはいらっしゃると思います。


三笘の1mmで有名になった三苫選手が、クラブチームでどのような試合をするのか「たまたま」気になって、ABEMAで無料視聴を知り見はじめました。

そして、三苫(というより「ブライトン」)快進撃を目の当たりにして、毎週「ブライトン」の試合を見るのが、今の一番の楽しみになっております。

 

そう。ワールドカップで日本代表チームの試合を見てて寝てしまった「サッカーに興味の薄い」(ないとは言わない)わたくしが!です。

そんなとき、いつもは無料放送のブライトンの試合が前回有料(だけど加入キャンペーンで実質無料)だったので、ABEMAプレミアムに速攻申し込んでしまいました。うまい策略だと思います。

そして明日(明後日)はブライトンのFAカップ(準決勝)でのvsマンチェスター・ユナイテッド戦を見たくて仕方ありません。(ABEMAではやらない)

FAカップを中継するのはネットのDAZNとSPOTV NOWだけのようです。

このあと、SPOTV NOWを申し込むつもりです。(ちなみにFA順々決勝はリアルタイムWeb速報と2次リアルタイム実況コメント(youtube)でしのぎましたが、見れないフラストレーションだけがたまりました)

「ブライトン」の試合は、なにせ全部楽しいです。

キーパーが、ペナルティエリアに相手フォワード(FW)がいる状態で、そのぎりぎり横をパスでディフェンダー(DF)に短くつなぎ、

そのDFが、相手FWを近くまで誘ったあと、中央付近のDFにパスを通し、

そのDFが、一瞬隙をつく縦パスで相手の壁を抜きMF(ミッドフィルダー)に通し、

前を向いて「行くか」とおもわせて、サイドに振り、

サイドに2人がかりできた相手DFの間隙を絶妙のパスで通し、FWがシュート!

かと思うと、キーパーから裏へ抜ける絶妙な超ロング「パス」からワンタッチでループボレーシュート。(キーパーにアシストが付いたりする)

もう全部楽しくて仕方ありません。

DFがボールを廻しているだけで楽しいものだなんて考えてもみませんでした。(本当にたまに相手FWにカットされるのでスリル満点。大抵は絶妙に相手FW/MF横~裏に通したりするので、痛快感が半端ありません。)

ブライトンのビルドアップ(初盤からの攻撃の組み立て)は、世界最高の評価をうけているのはうなづけます。素人目にも楽しい限りです!

そして、三苫選手が「必ず何か」やってくれます。点数がはいろうが、不発に終わろうがとにかく「おおおおおおぉ!」というシーンが毎試合4~5回はあります。

三笘選手以外ももちろん超一流です。素晴らしチームだと思います。チームとして最高です!

さぁ、このページを読んでいる貴方は、もしかして三苫選手のことがとても気になっていますねよ?
そうどわたくしと一緒にSPOTV NOWに加入して、ジャイアントキリングの瞬間を応援しようではありませんか!

 

では、試合で盛り上がりましょう。

試合:FAカップ準決勝:ブライトン×マンチェスター・ユナイテッド
日本時間4月23日24:30試合開始

 

なお、本日(明日)は、

試合:4月22日(土)24:45 マンチェスター・C × シェフィールド・U

です。(23日 0:45ともいいます)

 

大風呂敷を畳みます

SharePointはアプリ作成用途には(私には)ムズかった

お暑うございます。かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか セイ)でございます。

会社でMS365のSharePointの使用認可がおり、SharePointとPowerAppsで何かつくろうと思っていたのですが、いざやってみると。。。

敗北宣言します

とても難しく、わたくしの手にはおえない代物であることを学習しました。

彼氏彼女と話が噛み合わないのはどうして?原因は脳の仕組み!?

リストを使った簡単なアプリケーションや、フロー機能を使った自動処理くらいはできるのですが。。。組み合わせに制約がありすぎて、使いまわししたり、応用の効く方法を見つけていくのが至難の業です。ごりごりコーディングに近いことをすれば、かなりのことができるとは思うのですが、それならthymeleaf+JQuery+Java(Spring)+JPA+DBでさくっと作ったほうがよっぽど楽な感じがします。開発言語をまだ知らない人がやるにしても「ローコード」ツールとしてアプリを最初から自由につくっていくのはかなりの難業だと思いました。

よいところ

SharePoint+PowerAppsで開発+テスト+デプロイが一気通貫でできるのはとてもよいと思います。

・アクセス制御に関しても優れていると思いました。

・「簡単なリスト管理」+「簡単な自動処理」くらいは非常に楽に作れます!

でも

それ以上になると途端に難しくなる感じがします。(情報が少ない、準備されたWebパーツが思うように(やりたいことに対して)微妙に嚙み合わないetc)

やる前はSharePoint + PowerApps + MS365系etc ≒ MS AccessVBA + Web くらいのイメージでしたが、全く違いました。

誤解のないように言いますが、SharePont+PowerAppsの機能が低いわけでは決してなく、両方ともたいへん優れた製品です。ただ、わたくしの「やりたいこと」があまり合致しなかったようで、そのためのスキル習得がとても敷居が高く感じた次第です。

お詫び

勉強をし、できたことを「ネタ」にして、すこしばかりのページ埋めをしていくつもりでしたが、「ネタ」にするまでに至りませんでした。

ここに大風呂敷を広げてしまったことを深くお詫びいたします。

ごめんなさい。

乗り換え案内🚃🚃🚃

今「流行り?」のローコードツールの一端を勉強するつもりでしたが、路線をかえて(正統派に立ち戻り)Transformer/Bert/GPT-x系を勉強することにします。

それではまた、いつの日にか。

 

SharePoint(2019)は結構難しい

上級冒険者者向けのトラップダンジョンですか

暇つぶし(息抜き)にSharePointでもやってみようと馬鹿なことを考えてしまった、🐸かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか セイ)でございます。

 

舐めてました。本当に初心者殺しです!ノーコード/ローコードでちょっとしたこと(準備されたレールを外れるようなこと)をしようとすると、間違いなくプログラミング言語よりムズいです。

お題:欲しいパソコンリストをつくろう!

よくあるヘッダデータリストと詳細データリストの組み合わせ(明細伝票みたいなやつ)をやってみます。


ヘッダデータは以下のように定義しました。項目名を英語にするのは、日本語だと気持ち悪い(DB項目名を日本語にすることはまずないので、そのクセでそうします。OfficeのAccessなら日本語にしますが。。。)

定義画面とはいえ本当に「フラットデザイン」でメリハリがまったくありません。

データを入れてみました


明細データは以下のようにしてみました。

データを入れてみました。


AMOUNT(行合計額)は計算で求めています。

これをさらに集計してみます。ビューに集計設定をします。

単価と数量は合計できました。(クラシック表示)合計額(AMOUNT)は集計できませんでした!ネットでは集計値はどうあがいても再計算できない!とのことでした。集計値は表示専用と思ったほうがよさそうです。「SharePointの残酷な掟:集計値は再計算できない。」を発見しました。

どうにか集計できるようにしてみる

集計値がダメなら、通常の金額項目にして、データを登録・更新するときに行の値を計算して実データとして設定してみます。(RDB(リレーショナルデータベース)では絶対こんなことしませんが)

AMOUNTを集計値ではなく、金額に変更します。(この列の情報の種類:属性)はあとから変更できないので、項目定義を削除して改めて設定します。

列名:AMOUNT, 列の種類:通貨, 必須:いいえ, 固有値:いいえ, 小数点以下桁数:0

AMOUNTは空欄になります。

次にInfoPathで入力フォームを作成してみます。

前回やった要領で、InfoPathで入力画面を準備し、登録更新ボタンをつくって、AMOUNT項目に計算結果を代入するように定義しました。

このフォーム画面で登録/更新したときにAMOUNTの値が設定されることになります。

「発行」してサーバにフォームを反映します。

ワークフロー機能でやる方法もありそうですが、まだよくわからないので、とりあえずこれでよしとします。面倒ですが、全行を1つづつ更新します。

リストの定義の集計で、AMOUNT項目を合計する定義をして、メインマシンだけを表示するようヘッダ行でフィルタリングの操作をします。

メインマシン(妄想)の部品明細合計は¥954,000 とちゃんと計算できました!

ちょーめんどくさい!

すこし実用的な参照を含むリストが作成できたので、レベルが1→2にUPしました。

InfoPathで画面をつくってみたのでレベルが2→3にUPしました。

InfoPathでボタンで動作規則を定義してうごかせたのでレベルが3→4にUPしました。

単価×数量=計算額をさらに集計する課題をクリアできたので、レベルが4→5にUPしました。トゥットゥル~。

はたして、明細リストのAMOUNTの合計をヘッダリストのTOTAL_PRICE項目に反映できるでしょうか。(できるとはおもいますが、レベル5初心者のわたくしにできるかどうか)

満身創痍。。。

結局ヘッダリストと明細リストを1つの画面に入れて関連付けする方法がわからないので、今回はここまでとします。(会社ではPower Appsを使うことになりそうなので、無理にすすめないことにします。定義についてはツールの機能にかなり依存し、ここでがんばってもOnline(クラウド系)では役立たないことが多いとわかったので。)

PowerAppsの無料版を使ってみようとしましたが、会社組織アドレスを要求されました。(個人アドレスでは弾かれました)

おとなしく、会社のSharePoint使用が解禁となるまで待ちます。

SharePoint ぱね~

ピースが足りないパズル感が半端ないっす。どこに何があるのかまるで分らない。はまるようではまらない。繋がるようで繋がらない。

息抜きのはずが、ストレスが。。

たまるストレスがたまる 素直な私

たまるストレスがたまる ああとまらない


 

 

 

 

 

SharePoint(2019)のフォームを遊んでみる

GWはどこへも行かずに引き籠り

新緑が目に眩しく感じる、🐸かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか セイ)でございます。

(5年で180回再生!、目指せ祝200回!!)

このサイトページはGoogleに嫌われており、Search Consoleからリクエストしてもまったくクロールされないので少し寂しいです。

 

全世界の諸氏が嘆いているように、わたくしもGoogleのクロール/検索品質低下は2020/10~11くらいのシステム更新以降、顕著に感じています。※使用者の個人感想です。(下記で言及)

QT Designer にプラグインを入れて matplotlib を配置しよう - クーの自由研究

さらに2021/7くらいから、数少ない「本家ページ」の検索トップ記事がのきなみ「圏外」になったので、クロール済の記事についても一層厳しくなった感があります。(本家ページはアクセスは少ないものの、それまで評価は全体的にとても高かった)

これについては、Googleが技術的な問題をかかえている憶測もありますが、戦略的な事象である見方もあります。そのうち(徐々に)お金を払わないとGoogleに登録してもらえなくなるのかもしれません。(Search Consoleからの要求でも延々登録されないページは、有償で登録(もしくは問題点詳細レポート)しますよ作戦etc)

さてこの休み期間では、頑張って最新技術をフォローする気力(HP)がいまいち不足しているので、ゆるーくSharePointで遊んでみます。SharePointは結構つまらないことが良くわかってきましたが、しばしの暇つぶしです。

いつものようにメモがわりに、失敗の経過を記載していきます。

SharePointのフォーム(入力用画面)

前回はリストがどんなものか確認しましたが、今回はフォームを「ごにょごにょ」してみます。すこし検索しましたが、今わたくしが(お試しで)使っているSharePoint2019のフォームは以下な感じのようです。(365の話題ではありませんのでご注意を!)

・リストの入力フォームは、

(1)「SharePoint」の標準的なフォームで入力するか、

(2)「InfoPath」でカスタマイズ作成するか、

(3)「SharePoint Designer 2013」で作成・編集するか、

ができるようです。

・「InfoPath」はOffice系のクライアントソフトですが、後継の「Power Apps」にとって代わられ、メインストリームは2021/7に終了し、延長サポートは2026/7に終了するディスコンなソフトです。

・「SharePoint Designer」はSharePointのクライアント系の開発ソフトですが同様に2021/7にメインストリームが、2026/7に延長サポートが終了します。

Power Apps」で確認したいところですが、SharePoint2019では使えないので、「InfoPath」と「ShrePoint Designer」でやってみます。

フォーム作成の操作の入り口すらわからない

さて、書籍の「Power Apps」や「MS365 ShrePoint運用管理編」は365系(クラウド)なので今回の情報がまったく書いてありません。ネットにもSharePointは人気がないのか、皆が秘密主義なのか今回知りたい情報を検索できませんでした。

なので、試行錯誤の記録となります。

フォームの作成の準備

SharePointの入力フォームはリスト作成時点ですでに準備されています。データを入力するときに画面右側にでてくる入力フォームがそれにあたります。

・「InfoPath」はOfficeがインストールされていれば動くようです。(InfoPathはOfficeの機能らしい)また、ブラウザは「IE」でなければなりません!!!ほかのブラウザからはInfoPathが起動ができないんです😢(もちろんEdgeもNG)

InfoPathが起動します。Officeにこんなの含まれているんだぁ。へぇぇぇぇ。

リストの内容をもとに入力用の画面(ひな形)が初期表示されました。これを変更していけばよさそうです。

・「SharePoint Designer 2013」はお試しでインストールしてみます。サービスパックもでているようなので、そちらもインストールします。

SharePoint Designerを起動し、接続するSharePointのURLを指定します。

古い書籍には説明がありそうですが、いまさら買う資金がないのでなんとなく試行錯誤してみます。

InfoPathでのフォーム画面

リスト定義から起動すると、初期フォームが生成されます。ボタン類は何もないので、追加で配置してみます。

ボタンの表示を「登録・更新ボタン」として、クリックしたときの動作を「データ送信」と「このフォームを閉じる」にします。(複数定義でき、順番に実行されます)

同様に「閉じるボタン」はクリックしたときの動作を「このフォームを閉じる」にします。

 

InfoPathの「クイック発行」ボタンをクリックすると、サーバに発行(情報をサーバに送信して反映し公開)されます。

リスト画面上の「新しいアイテムまたはこのリストを編集」をクリックすると、

InfoPathから発行した画面が表示されました。

何かデータをいれて「登録・更新ボタン」をクリックしてみます。

リストの最後にいまほど入力した情報が追加されました。「・・・」部分の「アイテムの編集」を選択すると、該当データが上記フォームで変更できます。

「見栄え」や「機能」はいろいろ調整できそうです。定義編集するにあたり、どこに何があるのか(メニューとか操作とか)がわかっていないと、定義を作成・修正するのは難しいと感じました。(とくにMS系のメニュー/機能体系は、自ずと分かるようになっておらず迷宮のようです)

SharePoint Designerでの画面作成・編集

起動してもフォームをGUIで操作できるところはみつけられませんでした。ソースレベルでこまかな調整はできそうでした。表示編集をGUIのままできる機能はあるのかもしれませんが、わからなかったのでPASSします。レベル1冒険者は、深い階層に潜ると命にかかわりますので。。。

まとめ

わたくしの現状(SharePoint2019お試し)ではInfoPathで画面編集をするのがよさそうです。

次は検索をしたり、ヘッダと明細の構造を持つ複数のリストを単一画面で操作できるようになるか確認します。機能的にはできる(できないはずがない)と思いますが、「自分ができる気」がしません。。。

がんばりませんが、すこし悩むことになりそうです。

 

 

 

SharePointで複数リストを参照関連付け結合してみる

実験あるのみ

こんにちわ。こんばんわ。かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか セイ)でございます。

今日からしばらくの間、SharePointのリストの実験をして記録していきます。

たぶん内容が薄いのとゆっくり実験するので、1~2週間かけて書いていきます。

自分でもつまらない内容だと思うので、読む方はもっと詰まらないはずです。

たんなる実験記録なのでご容赦ください。

dBに関しては結構詳しいんですが

(dBデシベルは音圧の単位です)

SQLを駆使してこの道300年レベルMAXです。(これが言ってみたかっただけ)いえ、嘘です。SQL文を毎日10行、365日×300年やったわけではありません。が、商売がら(技術的へき地のIT技術者とはいえ)そこそこのスキルはある「はず」です。

SharePointRDB(リレーショナル型データベース)ではないので、リスト同士の関連付けは非常に貧相な感じがします。リスト項目の「参照」として定義するようなのですが、ネットを調べても「これ!」といった記事がないため、実験をしてみることにしました。

とりあえず分かっていること

  • SharePointはある項目に対して「インデックス」をつけることができる
  • SharePointは別のリストのある単一値項目に対して「参照」による結合をすることができる。
  • 複数列への複合「参照」はできないらしい。
  • リレーションシップのオプション設定で「制限削除」と「連鎖削除」が選べるらしい。これらの参照整合性がないリレーションシップも定義できるらしい(意味はわからない)
  • 1つのリスト内には最大12個まで参照列を持てるらしい

以上より下記パターンの可否実験を考えました。(できるかな

リスト実験

下記名称は今回の実験だけのためだけに考えたものです。一般名称ではないのでご注意ください。

単純(SIMPLE)結合

あるリストAの項目aをリストBが「参照」して結合する

自己単純カスケード(SELF/CASCADE)結合

あるリストAの項目aを同一のリストAの別の行が「参照」して結合する

単純カスケード(SIMPLE/CASCADE)結合

あるリストAの項目aをリストBが「参照」し、リストBの別の項目bをリストCが「参照」する

ブリッジ(BRIDGE)結合

あるリストAの項目a、あるリストCの項目cがある場合、かつ項目aと項目cをそれぞれ「参照」するリストBがある場合:リストBによりリストA、Cは結合される「はず」

ブリッジカスケード(BRIDGE/CASCADE)結合

あるリストAの項目a、あるリストCの項目c1, c2、あるリストEの項目eがある場合、かつ項目aと項目c1を「参照」するリストB、および項目c2と項目eを参照するリストDがある場合:リストB、DによりリストA、C、Eはカスケード結合される「はず」

グルー(一連糊付け)(GLUE)結合

あるリストAの項目a、あるリストBの項目b、あるリストCの項目cがある場合、かつ項目aと項目bと項目cを「参照」するリストGがある場合:リストA、B、Cはグルー結合される「はず」

ループ結合

あるリストAの項目aをリストBが「参照」し、リストBの項目bをリストCが「参照」し、リストCの項目cをリストAが「参照」する場合、「参照」がループするが、そのような参照は許容されるのか?

階層ツリー(HIERARCHY TREE)結合

第一階層リストAの1行あたりにリストBの複数行が対応し、リストBの1行あたりにリストCの複数行が対応するような結合

上記結合ができ1つのリストとしてビューできるかどうかを実験するのが今回のお題です。

経過

※仮想環境が絶不調(Server2019のWindowsUpdateが延々終わらない&強制リセットしたらSharePointに接続できない。。。)により実験停滞中。いくら仮想サーバだからといって、2日間もWindowsUpdateにかかるのはおかしい。。。NVMe.SSDの容量が足りないので、仮想サーバをアーカイブ用HDDに作ったのが敗因のような気がします。

PC内の引っ越しを考えています。

NVMe.SSDを整理して、VMをそちらに引っ越しました。超絶遅い原因はWSL2をインストールしていたため、サービスが起動しVMWareからのIntel VT-xが使えなかったのが原因だったようです。WSL2のサービスを起動しないようにしました。

非常に快適に動作するようになり、実験を再開します。

実験結果

今回、できる/できないの評価だけなので、定義などは貼りません。


単純(SIMPLE)結合

結果:可能(あたりまえですが)


LIST01_A(製品をイメージしたリスト)

参照定義のないリストAからはリストBを参照できない


LIST02_B(製品ごとの価格をイメージしたリスト)

ref_a項目がitem_a項目を参照している。ref_a:ではじまる項目がLIST01_Aから参照してきた項目。


自己単純カスケード(SELF/CASCADE)結合

結果:自リストへの参照は可能。参照の参照をリストで行うことは不可能

LIST02_A(製品とその置き換え旧製品の関連をイメージしたリスト)

※参照できるのは実項目のみで、参照された項目はさらに参照することはできない。

※リストとしては直接カスケードできないが、ロジックを介在させればおそらくデータをたどれると思う。

※「管理されたメタデータ」というやつを使えばできそうな感じ(野生の勘)がするが、そもそもメタデータがなんなのか、操作はどうやればいいかが全くわかりません。

 


単純カスケード(SIMPLE/CASCADE)結合

結果:参照のカスケードは不可能。参照テーブルの参照データは取得できないためデータをたどれない。

リストCからリストBは参照できるが、リストBを介在したリストAは参照できない。

自己単純カスケードと同様にロジックを介在させれば可能な予感はする。

 


ブリッジ(BRIDGE)結合

結果:ブリッジからならアクセス可能。参照される側から結合をたどることはで不可能


LIST04_A

参照定義のないリストAからはリストB、リストCを参照できない


LIST04_B

ブリッジのリストBからはリストAもリストCも参照可能(あたりまえですが)


LIST04_C

参照定義のないリストCからはリストB、リストAを参照できない

 


ブリッジカスケード(BRIDGE/CASCADE)結合

結果:ブリッジカスケードされたリストを単独のリストとして参照することは不可能

参照された項目からさらに参照はできない&参照元を遡れないため。

リストBからリストA、Cが参照できる。リストDからリストC、Eが参照できる。

しかし、これらの構造で、A、C、Eに同時にアクセスすることはブリッジのカスケードではできない。リストBとDは結合されていない。仮にBとDをブリッジで結合しても参照の参照はできないため、A、C、Eへ同時アクセスはできない。

 


グルー(一連糊付け)(GLUE)結合

結果:可能(あたりまえですが)


LIST06_A


LIST06_B


LIST06_C


LIST06_G

※イメージ画像の参照はできなかった(結合方法によらず一般的にそうなのだと思う)

 


ループ結合

結果:可能。ただし他と同様に参照の参照は不可能

よってループ結合している一連の情報を1つのリストで表示することはできない。


LIST07_A


LIST07_B


LIST07_C

 


階層ツリー(HIERARCHY TREE)結合

結果:可能。ただし他と同様に参照の参照は不可能


LIST08_A


LIST08_B


LIST08_C

 


まとめ

全くの初心者ですが、初心者ながらの観点、感想をまとめます。

  • 参照の参照は定義できない。(できると便利なのになぁ)
  • データ構造として基本的な結合を定義することができる。(へんな制約はなさそう)
  • 1つのリストへ表現できなくても、複数のリスト表示をするなど工夫をすれば、やや複雑なデータ構造でも表現が可能と思われる。(とはいえあまり複雑なのはやらいほうがよさそう)
  • 3階層以上の階層構造を単一リスト化したければ、3階層のリストから2階層・1階層リストへそれぞれ参照を定義すれば、問題ないとおもわれる。(これは未実験だが有用と思われる)
  • データ構造を参照でちゃんと定義したあと、必要に応じてフィルタ機能で絞る使い方が適しているような気がする。

疑問点

  • ビューレベルの定義でも結合できそうな気がするが、操作がまったくわからない。(気のせいでした。ビューは項目の選択と並びとフィルタリングが基本のようです。)
  • Formを介在させれば、単一のリスト/ビューだけではできないことができそう(気のせいかも)
  • PowerAppsと組み合わせればいろいろ応用できるのかも(例えば、英語のサイト情報ではPowerAppsをつかえばカスケードLookup(参照を階層構造的にフィルタリングするような動作?)ができるみたい:これも何のことかさっぱりわからない。)
  • カスタムWebパーツというのを作れば「なんでもあり」な気配がある(英語でそれっぽい記事があった)が、そもそも「カスタムWebパーツ」とは何なのか全くわからない。
  • SharePointは10年以上前からそこそこ使われているソフトのようですが、欲しい情報(できる/できない、応用に関するHowTo、裏技的手法、etc)がほとんど検索できません。(英語情報も含めて結構少ない気がします)MS製のソフトですが、あまり人気がないのかもしれません。