かえるのクーの助手たち

我々は賢くないので。。。

Raspbianに実験用のソフト・ライブラリを入れる

ラズパイに追加インストールするソフト

かえるのクーの助手の「井戸中 聖」(いとなか あきら)です。

ようやくすこし時間がとれたので、ラズパイのOSのRaspbianに追加ソフト、ライブラリをインストールします。あとから再インストールするときの個人的な備忘用の情報です。

pythonが主力なので、pythonのライブラリで自由研究や遊びに必要なものを入れていきます。

中には、もともとはいっているものもありますが、最新チェックも兼ねるので気にしません。

まずはjupyter

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ところで周りの丸は衛星なのでしょうか*1

pythonでちょっと何かをやってみるときにjupyterは欠かせません。

こちらで問題なくできました。

 計算系、グラフ系、機械学習系のライブラリ

いつも楽しく拝見しております。

わたくしがやったのは

$ sudo apt-get install python3-numpy
$ sudo apt-get install python3-scipy
$ sudo apt-get install python3-pil
$ sudo apt-get install python3-matplotlib
$ sudo apt-get install python3-sklearn

 です。

画面系のライブラリ

QT系とスクリーンショットをいれます。

$ sudo apt-get install python3-pyqtgraph
$ sudo apt-get install python3-pyqt5

$ sudo apt-get install ksnapshot

 pyqtgraphを入れるとqt4系がはいりますが、qt5系を主に使うのでpyqt5もいれておきます。ksnapshotは無駄に大きい感じ。。。スクリーンショットがとりたいだけなのに。。。

音系のライブラリ

音系のライブラリを入れます。

$ sudo apt-get install libasound2 libasound2-dev

$ sudo apt-get install alsa-utils sox libsox-fmt-all

$ sudo apt-get install python3-pyaudio

$ sudo apt-get install python3-pygame

$ sudo apt-get install pulseaudio

$ sudo apt-get install jack

alsaの本体が libasound2 (はいっているはずですが念のため)です。alsa-utilsもはいっているはずです。

libasound2-devはalsa関連ソースですが、参照することもあるかもしれないので入れます。

ここまですんなりはいると、メインパソコンは「ラズパイ」でいい感じがしてしまいます。速度やGPUが載らないことをかんがえると、そうはならないのですが。。。本当にすごいと思いました。想像をはるかに超えていました。

音確認用のツール

$ sudo apt-get install audacity

あれぇ。audacityだと全く問題なくUSBオーディオIFから入力・出力ができる。pyaudio関連の設定はなかなかFIXしません。pyaudioalsaが繋がればそれでいいのですが、そこにpulseaudioやjackが介在すべきなのかどうかがわかっていません。試行錯誤中です。

その他のインストール

$ sudo apt-get install ibus-mozc

mozc入ってないと思ったらはいってたので、これは結局(2回めは)いれませんでした。

音に関する設定と確認コマンドまとめ

情報はネットに多数ありますが、自分用にまとめます。

バイスの優先順位確認

$ cat /proc/asound/modules

いろいろうまくいかないので、USBオーディオインターフェースのIndexを変更します。(最終的には戻すかも。何もしないと、USBが1) 

/etc/modprorbe.d/alsa-base.conf をなかったので新規作成してreboot

options snd slots=snd_usb_audio,snd_bcm2835

options snd_usb_audio index=0

options snd_bcm2835 index=1

  /usr/share/alsa/alsa.conf は一瞬変えることもありますが、基本的にはそのまま。

  /usr/share/alsa/alsa.conf~/.asoundrcを呼ばないようにする流派もあるようですが、マニュアルにならって、設定は.asoundrcでいろいろ変更する方法でいきます。

 pcm.!default {
    type hw
    card 0
}

ctrl.!default {
    type hw
    card 0
}

 カードは0をUSBオーディオIFに変更済です。

デフォルトデバイスの変更

 未確認(すでにデフォルトがUSBオーディオインターフェースになっていますが、結局どの命令が有効だったのかわかっていません)

 

バイスの確認

$ lsusb [-t] [-v]

$ aplay -l

$ arecord -l

$ arecord -L

 

テスト用の音出力

$ aplay /usr/share/sounds/alsa/Front_Center.wav

$ aplay -D plughw:0,0 /usr/share/sounds/alsa/Front_Center.wav

$ speaker-test -t sine -f 600

$ speaker-test -t sine -f 600 -D plughw:0,0

 

 PyAudioが認識しているデバイスの確認

 

 

動作確認中です

変拍子レーニングソフトの「おたまじゃくしさんのおーとまとん」は現在2度だけと動作しました。環境調整 すすめると動作しなくなっています。:pyaudio関連がNG(後記参照:単独ではOK)

自己符号化器の「計算」部分は動作しましたが、「結果レポート」はメモリ不足のため最後まで実行できませんでした。(matplotlibは正常動作することを確認)

音の出力はUSBオーディオインターフェースから問題なく出力されました。

音の入力(USBオーディオインターフェース)がまだうまく動作していません。あわせて音の入力データを使ったスペクトラムアナライザを動かせていないので、pyqtgraphの動作確認もまだできていません。

 

 

すこしばかり苦労はしていますが、「パソコン」で行うときの訳のわからない連鎖的ハマり具合「ヤクの毛刈り*2にはなっていません。

 確認継続中

 

QTの時間割り込み指定&音声リアルタイム処理etcで処理しきれていなかった可能性あり。USBオーディオIFは電源を別供給して動作が安定した。

以下個別に動作確認結果を貼っていきます。

と、思ったら3000文字オーバなので、このへんで。。。

 

*1:具体的にはまわりの丸が何か公式ロゴの説明にも言及がないみたい。ロゴ説明の内容からすると周りの丸はガリレオ惑星だと想像できますが、そうだとしたらどれが何なのかとっても気になります。3つなので軌道共鳴しているイオとエウロパとガニメデのイメージなのかな???大きさからするともしかしたらカリストが左下なのか?どこにも情報がないので気になります。デザイナがSF好きならイオとエウロパとガニメデで間違いないと思いますが、天文好きならロゴを作った人はきっとなぞかけ(情報を整理して考えれば特定可能なあれ)をしているはずと思っています。アストロノーツがあれば何月何日のものか、どの衛星が何かがわかるはずです。そしてそれはjupyterもしくはipython notebookにとって特別な日であるに違いありません。アストロノーツを持っている方はぜひチャレンジしてください。丸が4つ(ガリレオ衛星のIからIV)ならば気にもしないのですが。。なぜ3つなのか。謎はそこにある!「特定せよ」と言われたらできるのかな?

*2:職場(IT関連)ではいまさらながらこの言葉が流行しています